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2019年自作PC依頼ー快適でコスパに優れたコンパクト作業用デスクトップPC

2019年自作PC依頼ー快適でコスパに優れた作業用デスクトップPC ゲーミング・自作PC

先日、自作PCの製作依頼がありましたが、その条件として「Windows10で快適に使えて、コスパに優れたコンパクトな作業用」のデスクトップPC。

かなりざっくりとした条件だったので、「実際の予算がいくらなのか」、また、「パソコンでする作業内容は何なのか」を確認して、概算の見積額を提示。

予算は10万円以内と言う事なので、色々検討してみました。
現時点で中々快適に動作する自作PCになったのでは。

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自作パソコンでする作業内容でパーツ構成は大幅に変わる

パソコンでどんな作業をしたいのかで、自作するためのパーツ構成は大幅にかわります。
自分がパーツ構成を考える上での具体的な線引き内容は、

  1. Web閲覧やOffice製品の編集・YouTubeなどの動画視聴(4Kでは無い)くらいなのか?
  2. 画像編集をするのか?
  3. 動画編集をするのか?
  4. CADを使用するのか?
  5. PCゲームをするのか?

これらが、自作PCのパーツ構成を決める上で、最低確認している事です。
また、最近では光学ドライブを外付け用にする事で、サブPCなどを作るさいに再利用出来るからです。

使用頻度が多ければ、内蔵タイプにしてもいいのでしょうが、最近では光学ドライブ(DVD/CD)の使用頻度も相当少ないはずなので。
後は、PCケースをどうするかになります。

大きくても構わなければ、マザーボードのATX規格まで選択範囲になりますが、コンパクトさを重視するならMicro-ATXかMini-ATX規格までが、マザーボードの選択範囲になります。

自分が今絶対的にオススメするのが、OS起動用ドライブはSSDにする事です。
OS起動速度やソフト・ブラウザの起動速度が、HDD使用に比べて明らかに違いが出るからです。

これだけは、最低限外せないところです。
もちろん、予算も外せないところですが。

予算10万円以内の自作パソコンの使用条件を確認

自作パソコンの使用条件を確認

まず、自作パソコンでする内容を確認したところ、「Web閲覧やOffice製品の編集・YouTubeなどの動画視聴程度」でしたが、ひょっとしたら「画像編集も少しはするかも」という事で、CPUの選択を「Celeron/Pentium」から「Core i3」に決定。

現段階でコスパに優れた、Intelの第8世代「Core i3-8100 3.6GHz」を選択。
CPUが決まったので、次はマザーボードを決めますが、その前にPCケースを決めないと組み込めるマザーボードの規格が変わります。

デスク上に置くので大きすぎると、「デスクでの作業に邪魔にならない」と言う事と、「LAN回線を取りまわすのが大変かも」と「出来れば配線などをスッキリさせたい」との事なので、コンパクトサイズのPCケースで無線LANを使用するパターンに。

そうなってくると、自ずとマザーボードの規格がMini-ITX規格で、Wi-Fiを内蔵しているタイプを選択。別途、余計な無線LANを取り付け無くて済むので。

選択したCPUから、マザーボードのチップセットが「Intel H370 ソケット1151」タイプで絞り込むと、「ASUS Intel H370搭載 マザーボード ROG STRIX H370-I」が一番最適。
ゲーミング用なので、LEDが必要無いですが設定でOFFにしておけばいいので。

後は、OS起動用ドライブのSSDをSATAタイプかM.2タイプかの選択。
これらの事を考慮して、予算10万円以内でコンパクトなデスクトップPCを製作。

快適でコスパに優れた、コンパクトデスクトップPC

CPU 「Core i3-8100 3.6GHz」

現段階でコスパに優れた、Intelの第8世代「Core i3-8100 3.6GHz」。
コア数が4コアという事で、一世代前第7世代のCore i5と同等の性能で価格も安いので、かなりコスパがいいです。

マザーボード 「ASUS Intel H370搭載 ROG STRIX H370-I GAMING」

チップセットIntel H370を搭載した、第8世代CPUに対応したソケット1151のMini-ITX規格のマザーボード。
拡張スロットが1つしか無いので拡張性はありませんが、使用する条件から見ても問題無し。

Wi-Fiアンテナも付属しており、Bluetoothも内蔵しているのでかなりお得なマザーボード。
ゲーミング用に分類されているマザーボードなので、使用されているコンデンサも品質が高くM.2SSD用のヒートシンクも付いている点はかなりいいです。

CPUがオーバークロックモデルでも無いので、今回の条件で考えるとこのマザーボードが最適です。
対応メモリスロット数2(最大32GB)で、 DDR4 2666/2400/2133 MHzに対応。

もう少し予算を抑えたいなら、「GIGABYTE H370N WIFI Mini-ITX MB4345」が選択肢に。

メモリ 「シリコンパワー DDR4-2666(PC4-21300) 8GB」

シリコンパワー PC4-21300 (DDR4-2666)288pin Non-ECC Unbuffered DIMM 8GB SP008GBLFU266B02DB
シリコンパワー

シリコンパワー製のDDR4-2666メモリ、8GB1枚です。
最近は、メモリの価格が下がっているので買い時です。
動画編集などをするなら、2枚にして合計16GBにした方がいいですが。

OS起動用ドライブ 「Samsung SSD 250GB 970 EVO Plus M.2」

OS起動用ドライブには、「Samsung SSD 250GB 970 EVO Plus M.2」を選択。
インストールするソフト類がそこまで多く無いので、250GBで十分かと。
最近は、SSDの価格も下がってきているので本当に買い時です。

予算を抑えるなら、SSDのタイプをM.2タイプからSATAのタイプに変えると抑えられます。

データ保存用ドライブ 「Seagate 2.5インチ内蔵 1TB ST1000LM048」

データ保存用の容量は、1TBあれば十分との事で「Seagate製の2.5インチ1TBのHDD」を選択。
PCケースがコンパクトサイズなので、HDD取付スペースなどを考慮してこのHDDに。

HDD取付スペースに余裕があれば、3.5インチのタイプを選択したら7,200rpmになり、さらに最大キャッシュが倍の256MBになってパフォーマンスが上がりながら、価格はほとんど変わらないので、コスパが良くなります。

PCケース 「IN WIN Mini-ITXケース Chopin-Silver 150W電源搭載」

Mini-ITXマザー規格専用のPCケース「IN WIN Chopin-Silver」。
150W電源を搭載しているので、別途電源を用意する必要が無く、見た目も非常にコンパクトな作りになっています。

電源容量が150Wになっているので、グラフィックボード等を使用すると容量オーバーになりそうですが、今回の作業用PCはグラフィックボードなどの拡張をする必要が無いので必要十分です。

外付け光学ドライブ 「I-O DATA 外付け DVDドライブ DVRP-UT8H」

M-DISCにも対応した、I-Oデータ製の外付けDVDドライブ。
コンパクトなサイズで、バスパワー駆動、USB3.0に対応した外付け光学ドライブです。
DVD再生ソフト「WinDVD」、書込ソフト「B’s Recorder」が添付されています。

再生・書込みソフトが必要無い場合(別途あるなら)、予算をさらに抑える事が出来ます。

OS 「Windows10 Home 64bit版」

OSは、Windows10 Home 64bitのパッケージ版を選択。
DSP版もありますが、販売時点では価格差もほとんど無く、ライセンスの縛りが無いので。

キーボード・マウス 「Logicool ワイヤレス マウス・耐水設計キーボード セット MK235」

ワイヤレス仕様のキーボードとマウスのセットです。
耐水設計のキーボードでなので、万が一飲み物をこぼしてしまっても安心です。
受信機のUSBドングルが一つで済むのもメリットで、BIOS設定時でも操作出来ます。

Bluetooth接続タイプだと、OSが起動してからでないと操作出来ません。

スピーカー 「Creative T12 Bluetooth SP-T12W」

Bluetooth接続タイプのスピーカーシステム。
PC用スピーカーとしては、有名なメーカーのスピーカーなので、音質等に関しては問題無いです。

第8世代CPUを使用した自作PC金額の合計

パーツ品名金額
CPUCore i3-8100 3.6GHz約17,000円
マザーボードASUS Intel H370搭載 Mini-ITXマザーボード
ROG STRIX H370-I GAMING
約15,000円
メモリシリコンパワー デスクトップPC用メモリ
DDR4-2666(PC4-21300) 8GB
約6,000円
OS起動用Samsung SSD 250GB 970 EVO Plus M.2 Type2280約11,000円
データ保存用Seagate Barracuda 2.5インチHDD 1TB約5,000円
PCケースIN WIN Mini-ITXケース Chopin-Silver約13、000円
外付光学ドライブI-O DATA 外付け DVDドライブ DVRP-UT8H約4,500円
OSMicrosoft Windows 10 Home April 2018 Update適用(最新) パッケージ版約16,000円
マウス・キーボードLogicool ワイヤレス マウス・耐水設計キーボード セット MK235約3,000円
スピーカーCreative T12 Wireless スピーカーシステム SP-T12W約5,500円
 合計金額約96,000円

※2019年3月6日時点の販売額で算出しています。価格は日々変動します。

何とか、予算内100,000円内で快適でコスパのいい自作PCが出来ました。
マウス・キーボード・スピーカーもワイヤレス仕様なので、デスク周りにある線は、PC本体の電源ケーブルとモニターとつなぐHDMIケーブル、そして、モニターの電源ケーブルの3本です。

スピーカー用電源ケーブルもあるので、4本でした。
コンパクトPCなので、デスク周りがかなりスッキリとした感じです。

もっと予算を抑えたい場合の自作PC金額の合計

もっと、予算を抑えるために、キーボード・マウス・スピーカーも以前の物を流用し、光学ドライブのソフトも必要なければ下記構成でもいいです。

パーツ品名金額
CPUCore i3-8100 3.6GHz約17,000円
マザーボードGIGABYTE H370N WIFI Mini-ITX マザーボード MB4345約13,500円
メモリシリコンパワー デスクトップPC用メモリ
DDR4-2666(PC4-21300) 8GB
約6,000円
OS起動用Samsung SSD 250GB 860EVO 2.5インチ内蔵型約6,500円
データ保存用Seagate BarraCuda 3.5インチHDD 1TB約5,000円
PCケースIN WIN Mini-ITXケース Chopin-Silver約13、000円
外付光学ドライブI-O DATA 外付け DVDドライブ EX-DVD04K約3,000円
OSMicrosoft Windows 10 Home April 2018 Update適用(最新) パッケージ版約16,000円
 合計金額約80,000円

※2019年3月6日時点の販売額で算出しています。価格は日々変動します。

合計が約80,000円という金額になりました。
マザーボード・OS起動用SSD・データ保存用HDD・外付け光学ドライブを変更して、キーボード・マウス・スピーカーを省いた構成です。

PCケースを低価格で電源搭載タイプにしたら、さらに金額が抑えられそうですが、コンパクトなPCという事ならこの構成でしょう。

まとめ

先日、自作PCの製作依頼があり、「Windows10で快適に使えて、コスパに優れたコンパクトな作業用」のデスクトップPCの予算は10万円以内と言う事なので、色々検討してみました。

合計金額が約96,000円で、コンパクトな自作PCでありながら、Wi-Fi内蔵・Bluetooth接続も可能、ワイヤレスのキーボード・マウス・スピーカーも付いている状態。
CPUが第8世代のIntel Core i3-8100 3.6GHzなので、画像編集も苦も無く出来るタイプです。

メモリを後8GB足して16GBにすると、動画編集までも視野になってくるでしょう。

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