人気のゲーミングPCのDELL ALIEN WARE R3 13プラチナの実機レビューになります。
コンパクトで持ち運びしやすい13インチながらも、ゲームプレイにおいてストレスなく遊べるノート型ゲーミングPCになります。
オススメのポイント
●:洗練されたデザインとイルミネーション機能の充実
●:コンパクトで持ち運びしやすく、重量は2.6Kg
●:7世代i7CPU搭載/GTX 1050Ti搭載で快適にPCゲームを楽しめる
●:Dell独自の診断ツール搭載で、ハードウェアの不具合等のスキャンが可能
●:13.3インチのコンパクト設計ながら、フルHD液晶で色のメリハリがくっきりして綺麗に描写(有機ELパネル採用)
スペック
プロセッサー | インテル®Core™ i7-7700HQ クワッド コア (6MB キャッシュ, 最大 3.8 GHz まで可能) 7世代CPU |
メモリ | 16BG / DDR4 2400MHz / SODIMM x 2 |
ハードドライブ | 175GB SSD / 175GB SSD |
OS | Windows 10 / 64Bit |
ビデオカード | NVIDIA® GeForce® GTX 1050 Ti 4GB GDDR5 |
ディスプレイ | 13.3-インチ FHD (1920 x 1080) IPS アンチ-グレア LED-バックライト ディスプレイ |
ワイヤレス | 802.11ac + Bluetooth 4.2, デュアル バンド 2.4&5 GHz, 2×2 |
プライマバッテリ | 76 Whr, 4-セル バッテリ (内蔵) |
仕様
寸法 | 高さ24mm/幅330mm/奥行き269mm |
重量 | 2.6kg |
チップセット | Intel HM175 |
カメラ | Alienware HD + IRプレゼンス検出カメラ |
タッチパッド寸法 | 高さ80mm/幅105mm |
USB3.0 | 3ポート(左1 右2)左1つPwoerShere |
HDMI2.0 | 1ポート |
ネットワークポート | 1ポート(有線LANポート) |
ヘッドセット | ヘッドフォン出力 × 1、マイク入力 × 1 |
実機レビュー
ギャラリー
左側面:Nobleロックポート、USB3.0×1(PowerShareテクノロジー搭載)、マイク/スピーカーピンがあります。
充電式の無線マウスなどを使用する場合は左側のUSBポートを使用します。
ヘッドセット使用の場合はUSBタイプ/ピンタイプ両方に対応していてます。
イヤフォンのようにピンが1本のタイプには対応していないので、変換ケーブルなどが必要になります。
右側面:SuperSpeed USB 3.0 Type-Cポート、SuperSpeed USB 3.0 Type-Aポート
背面:LANコネクター、Mini-DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、Thunderbolt™ 3ポート、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、Power/DC-inジャック
前面:モニターと本体側のロックなど無いので、開閉が楽です。持ち運び中に勝手に開くほど軽くはありません。
PCを起動するとタッチパッドも光ります。勿論イルミネーションはカスタマイズ可能で好きな色に設定できます。
表面素材はマッド仕上げになっており、光沢に比べ指紋は付きにくいと思いますが、触れる以上汚れは付くので、定期的な掃除をお勧めします。
アルミ仕上げ?の高級感が印象です。ALIEN WAREのロゴも電源を入れると光ります。勿論カスタマイズ可能。
PC本体とACアダプターの大きさ比較です。ゲーミングPCだけあって多少大きいと思います。ACアダプターは180 W
ALIENWAREの総合管理/ALIENWARE コマンドセンター
AlienFX
AlienFXでは各ブロックで分けられたエリアのイルミネーション設定が好みに合わせてカスタマイズできます。
例えば、タッチパッド部分の色を変更するには8番をクリックし設定します。
このように直観的な操作でイルミネーションの設定が行えます。もちろん光らせるパターンの調整も可能です。
AlienFusion
AlienFusionでは電源プランの設定が行えます。Windwos上の電源プランと連携しており、より簡単に電源プランを設定できるのがAlienFusionの特徴です。
AlienAdrenaline
AlienAdrenalineはWindwosで言うタスクマネージャーと同じで、各デバイスのパフォーマンスの監視やゲームごとの常駐ソフトの有効/無効管理などが行えます。
SoundCenter
SoundCenterではゲームや音楽に合わせたヘッドセット等のサウンド設定が可能です。
安定した無線通信/Killerワイヤレス技術
Killer DoubleShot™ Pro によって、オンラインゲームで最も重要なインターネットトラフィックとアプリケーションへのデータストリームを優先させることができます。
タッチパッドの感度調整
右下の隠れたインジケーターを表示しタッチパッドのアイコンを開くとタッチパッドの調整/設定が可能です。
ベンチマーク
cinebenchi
3Dグラフィック
CPU
CrystalDiskMark
シーケンシャルリードがC/Dドライブ共に500MB/s以上出ているので、アクセスは非常に早いと思います。
ゲームプレイ
PUBG
PUBGは全て『高』設定で平均FPS値が64最大が141でした、建物の多い場所へパラシュートから着地した場合、時折45くらいまで下がることが有りました。
高設定で十分ストレスなくプレイが可能です。
よりFPS値を安定させるなら、PUBGの設定をもう少しさげてあげると安定はすると思いますが、基本的には高設定でもストレスを感じることは有りませんでした。
着地後の武器の取り合いも重くなることはなくスムーズに取れました。
FF15
FF15のベンチマーク結果です。
1920×1080の標準画質で『普通』になります。
高品質にすると『やや重い』状態になります。
FF15体験版ではフルスクリーン標準画質の1920×1080でプレイしストレスを感じることはなかったです。平均FPS値は50~60程度です。
料理はこんな感じ
料理によっては、ややリアル感に欠けるのもあるようです。
GTA V
やや高めの設定でプレイ時のFPS平均は50~60ほどです。ストレス無くプレイが可能です。
RUST
ping200ほどのオフィシャルサーバーを選択し、設定はデフォルトでGood/1920×1080フルスクリーンでプレイしました。
平均FPSは60前後で安定していました。ただRUSTの場合は建築物が近くにあると規模にもよるが多少下がると思います。
人気サーバーはある程度設定を変える必要があると思います。
その他ゲームプレイについて
ゲームプレイにおいては、満遍なく対応できるスペックだと思います。画質に拘るならGTX1050Ti以上のGTX1060が良いと思います。
GTX1050Tiが悪いわけでは決してなく、あくまで画質に拘るなら!
私が個人的に重く感じるゲームPUBG、Ghost Recon Wildlands、ARKはまったく問題なくデフォルト設定より多少高く設定してもまったく重く感じることなくプレイできました。
シュミレーションゲームのPlanet Coasterは大規模な遊園地になると重いです。たぶんGTX1060でも重いと思います。一時停止して遊園地を作り、いざ動かしてみるとカクカクしたりする場合があると思います。
動作音/動作熱
動作音はやはりノートにグラボを積んでるだけあって、静音とは言えませんが以前紹介したInspiron 15 7000 ゲーミングプラチナと比べると静かでした。
ALIEN WAREは側面から吸気し背面から排気する作りで左右それぞれファン搭載しています。
動作熱についても、キーボードが熱くなることは無いので操作中にPC本体の熱を感じることは余りないと思います。底背面に近い部分が一番熱くなると思います。
夏場で長時間ゲームプレイをするなら、ノート用クーラーなどで多少の熱対策をした方がPCパフォーマンスとパーツにとっては良いと思います。
使用目的に応じてのカスタマイズが可能
大げさに使用目的と書いてますが、基本的なスペックを変えるわけでなく、ドライブのカスタマイズを目的に応じて、余裕をみてカスタマイズをお勧めします。
今回のALIEN WAREはCドライブ175GB/Dドライブ175GB両方SSDになっています。175GBだと多くのゲームをインストールすることができず、少し容量が少ないと感じました。
プレイするゲームやファイル保存が多いほど、ドライブの領域を使うわけですが、GTAVやARKと言ったゲームはmodなど入れると100GB超えてくるゲームをほいほいインストールできなくなります。
Cドライブは基本WindowsでDドライブにゲームを複数インストールするにはDドライブの容量を多めに取っておくのが理想です。
個人的な理想ですが、Dドライブをゲームインストール用として使用するなら。
パフォーマンス重視:SSD 256GBまたは500GB以上
コスパ重視:HDD 1TB以上あると余裕があると思います。
勿論、遊ぶゲーム数やゲーム容量によって変わってくるので、必要に応じてカスタマイズすると良いと思います。
ドライブの1/3ほど空き容量を開けておくのがドライブ圧迫によるパフォーマンス低下が抑えられると思います。
WEBサイトから購入の際は簡単にカスタマイズの操作ができます。
カスタマイズは→DELL ALIEN WARE R3 13プラチナから確認できます。
まとめ
今回レビューしたALIEN WARE R3 13は13.3インチとコンパクトながら、発色が綺麗で持ち運びもしやすい大きさと軽さです。
13.3インチの大きさ
13.3インチだと小さいと感じると思ってましたが、FHD解像度でゲームプレイすると特に画面の大きさを気にすることはありませんでした。小さすぎてよく見えないなんてことはなく、クッキリ綺麗に描画されモニターの大きさで不満を感じることはありませんでした。
より大きなモニターを求めるならALIEN WAREでは15インチ/17インチがあります。
ゲームプレイにおいてはストレスもなくプレイが可能で、不満を感じることはない。マウスは別で準備は必要です。
これ1台あれば場所を気にせず持ち運びしやすく、ゲームもできる。ビジネスシーンでも使用が可能、オフィスソフトのみの使用であれば、オーバースペックになります。FHD動画編集も行えるスペックです。あと、デザインがやっぱカッコイイですね。
ノートゲーミングPCの中ではオススメの一品です。
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