Steamのデータから見る人気ゲームやデバイスなどの動向を前回の記事2018/5月と比較していきます。
Steamのデータを見る方法
1:Steamにアクセスします。
http://store.steampowered.com/
2:ストアにカーソルを当て「データ」をクリック
過去48時間の同時接続ユーザー数
データをクリックして初めに見えるのが、過去48時間の同時接続ユーザー数です。
画像では現在約1000万人、ピーク時で1420万人と表示されています。
平日の執筆であり、週末はさらに増えると思います。
前回の記事では土日のデータで現在:9,184,842 /ピーク時:16,791,023でしたので、確実にアクティブ数が平日にも関わらず増えているのが分かります。
現在最もプレイヤー数が多いゲーム(ランキング)
下に少しスクロールすると見えてくるのが、世界中のSteamユーザーのリアルタイムのランキングになります。
18年10月
1位:PUBG
2位:Dota 2(無料)
3位:CS-GO
4位:太吾绘卷
5位:Rainbow Six® Siege
18年5月
1位:PUBG
2位:Dota 2(無料)
3位:CS-GO
4位:Rainbow Six Siege
5位:Team Fortress2(無料)
17年11月
1位:PUBG
2位:Dota 2(無料)
3位:CS-GO
4位:Warframe(無料)
5位:Team Fortress2(無料)
ここ1年近くは上位3ゲームは変化なしですが、最近PUBGは時間帯によっては2位になることも多くなってきています。特にアジア圏が朝の時間帯はDota 2が1位になってるのをよく見かけるようになりました。
上位100ゲームを見たい場合はランキングしたにあるリンクをクリックします。
SteamのPCスペックを見る
ランキングの右横にあるSteamハードウェア&ソフトウェア調査をクリックします。
グラフの下に統計情報がでます。
より詳しく見たい場合は対象をクリックします。
OSを見る
例えばOS VersionをクリックするとユーザーがどのOSでプレイしているかの統計が見ることが出来ます。
Steamユーザーの使用するOSの96.30%がWindows
OSバージョンの順位は上から
18年10月
Windows 10 64bit 「60.17%」
Windows 7 64 bit 「30.01%」
Windows 8.1 64 bit 「3.67%」
Windows 7 「1.57%」←おそらく32bit
18年5月
Windows 10 64bit 「53.10%」
Windows 7 64 bit 「36.15%」
Windows 8.1 64 bit 「4.06%」
Windows 7 「1.97%」←おそらく32bit
Windows 10ユーザーが実に半数を占めていることが分かります。
Windows以外のMacやLinuxは今回は省きます。
搭載されているメモリの統計
System RAMをクリックすると搭載されているメモリがどれくらいか見れます。
一番多いのが
8GB 39.25%
16GB 31.07%
4GB 10.62%
前回の動向では表示上12GB以上とまとめられていましたが、現在は16GBまで表示されるようになっていました。
最近の販売されているデスクトップPCは8GB搭載タイプも増え、それで8GBユーザーが多いのも一つの要因かもしれません。
メモリ増設は、意外と簡単に行えます。ゲーム中にタスクマネージャーを確認し、メモリがボトルネックになっている場合などはメモリ増設することで改善できる見込みはあります。
どの規格のメモリを買えばいいか分からない場合は現在使用しているメモリと同じ規格の物を購入します。
少し知識があるならマザーボードのマニュアルから対応範囲内のスペックの高いメモリを選択したりします。
搭載されているCPUの統計
ここではCPUのバージョン表示ではなく処理速度(Ghz)での表記なのでCPUの特定は無理です。
Physical CPUs項目と合わせてみるとコア数が2コア29.72%、コア数4が58.95%と表示されているのでGhzから見るとi3やi5だと思います。
今まではi5とi7でゲームをプレイする中で大差は無いとされていましたが、最近は差がでているような記事をどこかで読みました。
ハイエンドPCを考えるならi7一択だと思います。
8世代CPUになってからコア数も増えたので、i3やi5でも十分だと個人的には思えます。
ちなみにCPUメーカー別使用割合は
18年10月
Intelが83.48%
ADMが16.52%
18年5月
Intel:78.65%
ADM:21.35
ADMのシェアが減っています。
搭載されているグラボの統計
グラボはOSやメモリのように圧倒的な傾きはありませんでした。
18年10月
1位 GTX1060
2位 GTX1050 Ti
3位 GTX1050
4位 GTX960
5位 GTX1070
18年5月
1位 GTX 1060
2位 GTX 1050 Ti
3位 GTX 960
4位 GTX 750 Ti
5位 GTX 1050
17年11月
1位 GTX 960
2位 GTX 750 Ti
3位 GTX 1060
4位 GTX 1050 Ti
5位 GTX 950
GTX1060を使用しているユーザーが多いのが分かります。次に人気なのがコスパに優れたGTX1050Ti、高スペックのGTX1080TiはSteamユーザー全体のわずか1.49%に留まっています。この1.49%の数値を多いと見るか少ないと見るかは人によって違うと思いますが、筆者個人としては話題性の割には少なく感じました。まぁ高額ですしね。
まとめ
誰でもSteamにアクセスするとデータ閲覧ができます。
今回はグラボまで紹介しましたが、他にもモニターやネットの速度ユーザーの国などといった細かい部分まで見れます。
この記事は基本的に個人的なもので、過去のデータと比較して人気ゲームの変化やデバイスの変化を確認し筆者が単にニヤニヤする為の記事です。
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