バックアップソフトや復元ソフトを販売などを手掛けるEaseUSから最新バージョンの『EaseUS Todo Backup Free/Home 11.0』がリリースされました。
無料版はEaseUS Todo Backup Free
有料版はEaseUS Todo Backup Home
パソコンは急に不具合を起こすもので、中でも1番故障の確立が高いのがHDDかと思います。
バックアップを取っておくことで、大事なファイルや設定等の復元が行えます。
改善点と新機能
1.UIデザイン一新
メニューが左に移動しました、アイコンメニューをクリックするまで、どのような機能なのか分かりづらいくなった印象。
2.中/高圧縮モードでのバックアップ/リカバリ速度を大幅に向上
3.Outlookメール復元機能を最適化
4.ネットワークファイルを閲覧する際のパフォーマンスと安定性を向上
5.他の質的改善
6.初期化されていないディスクの認識
無料版と有料版の違い
バックアップをする行為については無料、有料同じですが、バックアップできる内容に違いがあります。
例えば、Outlookメールのバックアップと復元も行いたいなら、有料版になります。無料版だとOutlookメールのバックアップまではサポートされていません。
ただ単にファイルやイメージバックアップを作成したいなら無料版で十分です。
イメージバックアップとはディスク全体、パーティション毎を丸ごとバックアップする考えでいいです。
有料版の利点
有料版の利点としては、
・24時間サポート。専用チャットページで操作方法や不具合などを聞くことができます、ただしチャットは英語になります。必要に応じて、リモートソフトでの遠隔操作も行ってくれます。
・別のPCへのシステム移行が行えます。
・スケジュールに基づくバックアップ。
自分でスケジュールを作成し、指定した日時にバックアップを行います。
ついつい忘れがちでバックアップを怠ることを防げます。意外と大事。
※有料版のバージョン有効期限
例えば今回紹介した11.0を購入したとすれば、11.0~11.9までが無料アップデート対象になります。12.0になれば11.0のライセンスキーで12.0にアップデートすることはできません。
この場合12.0にしたいならアップデート版を購入する必要があります。
12.0が出たとしても11.0のユーザーに対して『永久保証の技術サポート』は受けられます。
つまり1度有料版を購入すれば、サポートを受け続けることができます。意外とこれは大きいと思います。
無料版の利点
なんといっても、無料で使えるところです。
多くのメーカーが無料版や体験版を公開しているのは、少しでも多くの方に触れてほしい思いからだと思います。
無料版でも制限はあるものの、バックアップの意味合いでは十分な機能が使えます。
指定したファイルのバックアップはもちろん、イメージバックアップやクローン作成も行えます。
バックアップする上で準備するもの
バックアップする上で必要なものとしては、保存先のドライブになります。
CドライブのバックアップをCドライブに保存することはできません。
理想は別のドライブに保存するのが好ましい。
Dドライブが別ドライブ(物理的)としてあればいいが、1つのHDDをパーティションでC、Dドライブにで使用している場合は『外付けHDD』や別のHDDに保存するのが理想です。
1つのHDD内のDドライブに保存した場合、HDD自体が故障したら復元は困難になるため。
持ち運びに便利な、ポータブルHDDなど人気があるようです。
外付けHDDの大きさの違いは搭載されているHDDの大きさに違いがあり、2.5インチがポータブル、3.5インチが少し大きく重くなりますが、転送速度の違いがあります。3.5インチを使用しているタイプの方が、安定した電源供給と転送速度の違いでパフォーマンスは高いと思います。
まとめ
今回はEaseUSのバックアップソフトTodo Backup11.0のご紹介でした。
余談
EaseUSの読み方は『イーザス』と読むようです。私の頭の中では『イーズユーエス』と読んでましたが、EaseUSの方に聞いたらイーザスと返答が来ました。
イーズユーエスで検索したら結構ヒットするので、間違って読んでいる人多そうですね。
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