GoogleがEUでスマホやタブレットを販売するメーカーに対して、これまで無償提供していた「Gメール、Google MAP、YouTube、プレイストアなど」”メーカーに対して”有料化すると発表したようです。
Googleのサービス有料化の背景にはアプリの使用をメーカーに強制したとして、欧州連合(EU)が7月に科した競争法(独占禁止法)違反による制裁があるようです。
ライセンス契約は10月26日以降に発売される端末について適用されるとのこと。
【シリコンバレー=中西豊紀】米グーグルは16日、欧州域内で売るスマートフォン(スマホ)について、端末メーカーに無料提供していたメールや地図ソフトを有料化すると発表した。欧州連合(EU)が7月に科した競争法(独占禁止法)違反による制裁に対応するため。近年、EUは米ハイテク大手への強硬政策をとっており、各社の広告収入を支えてきた無料モデルが転機を迎えている。
引用:日本経済新聞
【ニューヨーク=有光裕】米IT大手グーグルは16日、欧州でスマートフォンやタブレット端末を販売するメーカーに対し、これまで無償提供していた電子メール「Gメール」や地図サービス「グーグルマップ」などのアプリを有料化すると発表した。アプリの使用をメーカーに強制したと欧州連合(EU)が判断し、制裁金を科したことで、戦略見直しを迫られた形だ。
メーカーへの課金は29日から始める。対象になるのは「Gメール」や「グーグルマップ」、動画投稿サイト「ユーチューブ」、ソフトの検索に使う「プレイストア」など。基本ソフト「アンドロイド」は、今後も無料で提供する。メーカーが支払う使用料金の水準は明らかにしていない。
引用:読売オンライン
まとめ
EUでの話しですが、各ライセンス料によっては、端末価格の値上げなどユーザーに負担が来る可能性も考えられます。
個人的にはGoogle MAPは非常に便利で使用していますが、Google MAPが提供されている地域の地図詳細やユーザーの行動範囲、パターンなど細かな情報がGoogleに収集されてるんだろうなぁと考えると少し怖いとも思います。
Googleは検索エンジン/Gメール/MAP/ストアこれだけで相当な情報収集ができるので、Googleサービスに依存している筆者自身も少し考えさせられる記事でした。ですが、仮に他社が似たようなサービスを開始しても、結局は情報収集されると考えると同じことだとも思います。
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