PCの掃除はしなきゃと思いつつ、中々掃除してない人は多いと思います。
年末の大掃除のついでにPCも掃除してみてはいかがでしょう。
今回は液晶モニター/TVとPCの掃除方法を掃除グッズと共にご紹介です。
モニター/ディスプレイ/TVの掃除
モニター/ディスプレイは最も目に触れることが多いだけに、モニターを綺麗に保つだけで、気分もよくなると思います。
ただモニター/ディスプレイ/TVなど液晶タイプの掃除は少し注意が必要です。
液晶モニターには予めコーディングがされています。安易にティッシュや通常のウェットティッシュでゴシゴシすると「コーティングが落ち」キズを付ける原因になります。
※掃除する前に、念のために電源とコンセントを抜いておきます。
※モニターが熱を持っている場合は十分に冷えたのを確認し掃除します。
液晶モニター掃除方法
●:まずは大きめのブラシなどで目立つホコリを取り除きます。
●:液晶部分の掃除は『専用クロス』を使い複数回に渡って汚れを拭き取ります。この時1度で済ませようとせず、力を入れすぎないよう注意します。
●:頑固な汚れも同様に数回に分けて「液晶専用のウェットティッシュ」で拭き取ると綺麗になります。
ポイント!
★頑固な汚れは液晶専用のウェットティッシュを使う。
★日々の掃除は専用クロスで十分
PCデスクトップを掃除する
※必ず電源を切り、コンセントを抜いてから作業してください。
まずはPC本体を掃除する方法です。
ケーブル類を全て外し、ケースを開けます。
ケース裏面のネジや引掛けでロックが掛かってるタイプがあります。
詳しくは説明書を確認して下さい。
マザーボードやCPUファンを外さない程度の掃除方法になります。
マザーボードやメモリ、グラフィックスカード等を外すと、細かな部分まで掃除は可能ですが、手間もかかります。また、素手で触るのは避けた方がいいです。静電気対策が必要になります。
エアーダスター/エアースプレー
ケースを開けたら、ホコリなどが目視で確認できると思います。
このホコリをエアーダスターで取ります。
ホコリが溜まりやすい場所はCPUファン、フロントファン、リアファン、CPUヒートシンク、使っていないスロット部分などです。
エアーダスターは常備しておくとPC以外でも多くの電化製品で使用出来るので、2~3本セットのを揃えておくと非常に重宝します。
目視出来るホコリを掃除するだけで、エアーフロー’向上(空気の流れが良くなる)が見込め熱暴走による強制シャットダウン等のトラブルが減ります。
クリーニングブラシ
エアーダスターで取りきらないホコリはクリーニングブラシがあると簡単にホコリを浮かせることが出来、細かいホコリは再度エアーダスターで飛ばします。
ホコリを取り除くことで、空気の流れも良くなります。
ファンやヒートシンクの頑固なホコリや汚れが取れない場合は必要に応じて取り外します。
フロント/リアファンくらいは外し掃除していいかもしれません、喫煙者のPCはヤニとホコリの合体で頑固な汚れが付きエアーダスターで掃除するのも限界があります。
その場合は水で濡らした雑巾をよく絞り、ファンの部分のホコリ/汚れを丁寧にふき取ってください。
上級者向けCPUヒートシンク/グリス
リスクを理解した上級者向けの掃除になります。
CPUファンやヒートシンクを取り外し、綿棒/ブラシ/エアーダスターで掃除します。
CPUのヒートシンクの掃除は雑巾でも厄介だと思います。直接水洗いが必要な場合があります。水荒いした場合は完全に乾燥させる必要があります。もちろん自己責任になります。
場合によってはCPUクーラーの買い替えも視野に入れる。
どうしても、汚れが気になってしょうがないならCPUファンを買い替えるのも選択肢としてありです。
ヒートシンクを綺麗に掃除したら、CPUグリスも塗り替えます。
何年もグリスを交換していない場合は、塗り替えることでCPUの温度低下が見込めます。
CPUグリスの種類にもよるが、古くなったグリスは固形化し熱伝導率が悪くなり、結果CPUの演算速度にも影響が出てきます。
上級者/電源ユニット
電源ユニットを取り外し、カバーを外し、エアーダスターとブラシでホコリを掃除します。
上級者/ノートPC
ノートPCはデスクトップのようにケースを簡単に取り外すことが出来ない為、上級者向けとなります。
バッテリー/ケースの取り外しが出来たら、エアーダスター/ブラシ/綿棒でホコリを掃除します。
ノートPCはホコリなどが入りにくい作りにはなっていますが、ケースを外すとやはりホコリ付いています。特にCPUファンの部分に集中的にホコリが付いているので、ブラシやエアーダスター等で丁寧に掃除します。
こちらはNECの一体型のPCになります。
ファンの部分に多くのホコリが付着しているのが分かります。CPUファンの部分は取外しをしても掃除しにくい構造をしているので、エアーダスターで付着したホコリを取るだけにしました。
一体型のデスクトップと言っても中身はノートPCに使われる規格を使用しているのが多いですよね。
使用年数5年ほど。
キーボード/マウスの掃除
エアーダスター/ブラシで目視出来るホコリを取り除きます。
ウェットティッシュなどで手垢を拭き取ります。
分解が可能なキーボードの場合はより綺麗に掃除できると思います。
マウスもウェットティッシュで拭き取るだけで十分綺麗になります。
必要に応じてマウスも分解すると思わぬところに手垢が詰まっていたりします。
綿棒などで気持ちよいくらい手垢が取れます。
キーボードのホコリはもちろん、吸気/排気口に付着したホコリも取れるようなので、以外と便利かもしれない。洗えば繰り返し使えるみたいです。
まとめ
PCを掃除しなきゃと思いつつ中々出来ない方も多いと思います。
エアーダスターでホコリを掃除するだけでも、十分効果はあります。
夏の熱さ対策や年末の大掃除の時に一緒にPCも掃除してあげるとPCもきっと喜びますよ!
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