Internet Explorerのサポートポリシーが変わる

動作するオペレーティングシステムのライフサイクルに準拠していた Internet Explorer (以下、IE) のサポートポリシーが、

2016 年 1 月 12 日(米国時間)を過ぎると、各オペレーションシステムの最新版の IE のみとなるという発表です。

たとえば、Windows 7 SP1 では、IE11 のみをサポート、Windows VistaではIE9のみをサポートすることになります。

引用元Microsoft Business Connection:http://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/ie_support/default.aspx?CR_CC=200726388

スポンサーリンク

なぜ、サポートポリシーを変更したのか?

セキュリティ対策

マイクロソフトでは IE の潜在的な脆弱性を日々、修正していますが、提供当時の環境を前提として開発された古いバージョンの IE では、定期的な更新プログラムの適用だけでは対応が難しいケースが現れるようになってきました。

Internet Explorer 11 では、ソーシャル エンジニアリング型マルウェアの 99.9% がブロックされます。

開発や検証の負担軽減

変更前のサポートポリシーでは、Windows 7 では IE8/9/10/11 の 4 つの IE をサポートしています。Web を作っているみなさまが動作環境として Windows 7 を選択する場合は、これらの IE を前提とした設計、開発をしなければならず、また、提供後もこれらのIEでの動作検証が必要になります。
mss01

動作する IE を最新の IE のみに絞ることで、Web を提供する側の開発や検証に必要なリソースの負担が軽減され、本来のコンテンツやサービス作りに集中できるようになります。

最新技術への対応

Web の技術は日々、進化を遂げています。新たな API や要素が提案され、改良と検証を重ねて、やがて標準化団体の草案、勧告と進めば、開発者は早くその新しい技術を試してみたい、提供者は自社のサービス、サイトに早く取り込みたいと考えるでしょう。利用者もその恩恵が受けられるようになります。例えば、OneDrive にファイルをアップロードする場合、アップロードしたいファイルをブラウザにドラッグ&ドロップするだけで、アップロードが開始されますが、これは Drag and Drop API という技術を利用しています。より新しい IE であればあるほど、より新しい Web 技術に対応しています。

現在使用しているIEのバーションの調べ方

・IEを起動します。

・右上の『歯車』ボタンをクリックし、バージョン情報を選択します。

mss03

・バージョン情報がそれぞれ表示されます。

mss04

最新版のIEではなかった場合

使用中のOSに対して、最新版のIEではなかった場合は、

最新版をダウンロード、インストールする必要があります。

下記を参考にアップグレードします。

Vistaの場合

【Internet Explorer9 の最新版のダウンロード】Internet Explorer 9 のダウンロード (32 ビット版) のダウンロード

【アップグレード方法やシステム要件】
Internet Explorer 9 をインストールする方法 ・IE9 のシステム要件

7の場合

【Internet Explorer の最新版のダウンロード】 ・Internet Explorer 11 のダウンロード

【アップグレード方法やシステム要件】
Windows 7 に Internet Explorer 11 をインストールする方法
Windows 7 用の IE11 のシステム要件

8の場合

Windows 8.1 へのアップデート方法 (Windows 8)
※ Windows 8.1 へアップグレードすることによって最新版 の Internet Explorer をご利用いただけます。

まとめ

一言で言っちゃえば、マイクロソフトとしてはIEのバージョンを絞ってサポートした方が効率的だということ。

結果、サポートポリシー変更後は、『IE9』『IE11』の2つになる。

Windows 10ユーザーに関してはIE11とEdgeが搭載されているので、特に意識することはない。

ちなみに世界のユーザーの評価はどうなのか。

セキュリティに対してのユーザー評価を見てみよう。

Sophos(ソフォス)のウェブブラウザのランキング「信用度イメージランキング」を発表を見てみると。

https://nakedsecurity.sophos.com/2015/10/19/firefox-beats-chrome-and-tor-in-our-trustworthy-browser-poll/

mss05

1位 Firefox

2位 Chrome

3位 Opera

過去3年間の動向(信用イメージランキング)を見ると。

mss06

2014年からOperaの好転が目立つ中IEは下がっている。

これはブラウザのシェアでは無く、あくまでセキュリティに対してのユーザー評価をグラフ化したものである。

IEユーザーは実際相当な人数がいる。特に日本ではIEが多い。

statcounterで調べてみます。

日本におけるブラウザ シェア

mss07

1位 Chrome

2位 IE

3位 Firefox

世界でみると

mss08

1位 Chrome

2位 IE

3位 Firefox

ブラウザシェアはChromeの圧勝だがユーザーが多い分、セキュリティに対しての信用度が落ちる結果になっている。

話しが脱線してしまったので、まとめると。

IEはOSに合った最新版を使用して下さい。

Microsoft Business Connection:http://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/ie_support/default.aspx?CR_CC=200726388

スポンサーリンク

シェアする

フォローする